教習だけではない

都市部の教習所は混雑しており、地方はその逆にかなり余裕があります。日本は少子高齢化が問題となっていますが、地方格差はその点においても広がっており、若者の人口流出は社会問題になっています。運転免許はどの年齢でも取得できますが、取得を目指すそのほとんどは学生であり、やはり人口というのは教習所の混雑とも密接な関係があるのです。時間に余裕のあるかたは、地方の合宿免許がお勧めです。この“時間”というのは、教習日数ではなく、“いつ”という日付のほうで、長期休暇が取れる人や主婦層などには特にお勧めです

教習所は自動車学校とはいいますが、慈善団体ではなく営利企業です。先に述べたように地方は人口が少なく、免許を取得する人は年々減少傾向にあります。卒業前や夏休みなど学生のラッシュ時を除くと、余裕がある日が多く、その時に人を増やしたいと思うのは企業として当然のことだといえます。そのため都市部からの免許取得者を狙い、合宿免許に力を入れている教習所も多いのです。ただ教習に力を入れていては人は呼べません。他との違いは合宿という宿泊施設と地方独自の色です。ホテル並みの施設や地方のグルメなど、リゾート色を打ち出している教習所も少なくありませんので、検索してみる価値は十分にあるのです。


運転する場所と頻度

本来、自動車免許は主に運転するであろう都市の教習所に通うのがよろしいでしょう。交通量や車の流れというのは、各都市によって違いがあります。例えば東京は1日を通し渋滞が多く、車の流れというのはスムーズではありません。それに比べ地方は渋滞は通勤時間帯くらいであり、交通の流れはスムーズです。失効した人を除くと、教習所に通う人は初めて車の運転を行う人たちが通うもので、車にも慣れていません。免許を取得して長年乗っている人であっても地方のかたが、交通量の違う都会では車の運転は難しいものがあります。要は“慣れ”なのです。初心者(教習所)のうちに、都会の交通に慣れておけば、その都市での運転はできるようになるのです。この原則は逆の場合にもいえます。都会の人が地方にきて車を乗ると、流れの違いにとまどってしまうのです。

しかしこれはあくまで常に車を使用する人に限ってのことです。週末しか運転しない。必要なときにレンタカーやカーシェアを利用する人など、車は必ずしも必須アイテムではありません。そのようなかたは、混雑している教習所に入校するより、空いている地方の合宿免許を利用したほうが時間も短く、安価で免許を取得することが可能です。


合宿に向かない人?

前項の最後に示したように、合宿免許は教習所選びのポイントである取得までの時間と価格と二つの要因を兼ね備えた非常に優れたものでもあります。ですがこれを選ぶことができない人も存在します。それは合宿できない人です。免許は年齢(18歳以上)、男女の区別なく取得することが可能です。そのため学生、社会人、無職(定年後、就活中)などの区別なく取ることが可能です。ですが社会人の中には、業務の変更や会社命令などにより免許を取得しなければいけない人なども存在します。そのような人たちの中には、仕事を行いながら教習所に通う人も存在し、そのために教習所は夜間の授業があり、また教習期間も長めにとっているのです。なにより社会人は長期休暇を取ることが難しいのが実情なのです。

では家を空けることが少ない主婦のかたはどうでしょうか?子供が小さいと難しいと考えがちですが、就学中でもなければ教習所によっては可能だといえます。保育設備が整った教習所というのは存在しています。すべての教習所がそうだとはいえませんが、ママに優しい教習所や合宿免許はありますので、安心して免許を取得することが可能です。またどうせ家を空けるのですから、リゾート感覚の合宿所も存在しますので、そちらで探してみるのもまたよろしいのではないのでしょうか?


自動車教習所の選び方

自動車教習場を選ぶポイントは、人によって違いがあり、一概にどうとはいえないのが現実です。現在では教習所を価格で選ぶ人も増えていますが、安価だけに重きをおけないケースもまた存在するのです。それは場所です。自動車教習所は自動車学校とも呼ばれ、基本的には通学ということになります。送迎車(スクールバス)も出ていますが、価格だけで選んでしまうと送迎の範囲外ということもありえない話ではなく、通学費だけで他校との価格差を超えてしまうケースもあります。また普通自動車免許は18歳以上であれば、性別年齢に垣根はありません。シーズンによっては高校生や大学生であふれますが、生徒は就学生という若年層ばかりとは限りません。就職や転職を気に取得を目指す人や、必要にかられ取得を目指す主婦層。定年で時間が余った人などいろいろなケースがあるのです。そのような人たちにとって、選ぶべきポイント、最も重要視するポイントというのは違ってくるためどうとはいえなくなってしまうのです。

自動車教習所選びとしては、まず自分が優先するポイントを探すことが第一歩です。価格、教習内容、設備、合格率、通学時間など様々なものがありますが、自分には何が大切なのかを選択することが大切です。費用もかけず短期間で取りたいといったかたには、合宿免許がお勧めです。合宿免許は泊りがけで集中して授業を行うため、宿泊不可なかたにはお勧めできませんが、二つの重要なポイントを同時に抑えることができるため、かなりお勧めだといえます。